トップページ >天命是れ足下に在り

インナーブログ 天命是れ足下に在り

2012年6月10日(日)
カーオーディオでipod

昨年は大震災のため自粛していたドライブ旅行を今年は再開しこれまでに約2000キロ以上走った。ドライブ中にはカーオーディオでCDを聴いたりするのだが、CD交換が煩わしいため何か方法はないかと考えて閃いたのが360曲入りのipod nano 第1世代の活用(7年前に2万円で購入した2ギガ)。うまくいけばCD約20枚分を連続再生できる。新型の第6世代(ヨドバシカメラ上野店で何と8ギガが9980円!)に買い換えれば2000曲もOKとなる。
 早速、クラリオンカーオーディオの取説を見るとUSB接続で対応とあるのでipodを接続したら再生エラーで失敗。原因はipodのファイルタイプが違うらしい。色々調べた結果、ipodのデフォルトAACファイルをMP3に変換しなければならないようだ。変換はiTunesでもできるものの、ipodに入っている曲は7年前にすべて削除してしまっていたためipodからiTunesへデータの逆送をするしかない。それからあれこれ試してみるがどうしてもうまくいかないのでネットで調べるとこれはもともとできないとのこと。がっかりした。あきらめるしかないかと思ったが念のためネットで検索すると何とヒットしフリーソフトが見つかった。早速ダウンロードして試したところ難しいところもあったが何とか逆送に成功。iTunesでMP3に変換しデータをすべて削除したまっさらのipodに転送して終了。(ipodを一度データ削除するときにこれで再送に失敗したら曲データがすべて失われるかもしれないと思うと緊張した。)カーオーディオに接続してテストしたら見事成功。やったぜ。 これでドライブ中のCD交換から開放されて快適に音楽を楽しめる。ネットはうまく活用すれば役に立つと改めて思った。

2012年1月22日(日)
世に光あれ

旧約聖書 創世記第1章。「神は光あれと言われた。すると光があった。神はその光を見て良しとされた。」子供の頃、将来の夢は科学者だった。エジソンやパスツールやガリレオなどの偉人伝を読んだための単純な憧れだったかもしれない。それが思春期になり文学的感性に目覚めて以来その夢も遠い思い出となってしまった。しかし、今でも心深くに科学への強い関心は眠っている。時々それが小さな波動となり心を揺さぶることがある。今日、家人に付き合ったスーパーでふと手にした本のタイトルが昔から好きな宇宙物なので心引かれてつい買ってしまったのもそんな感じだった。「図解最新宇宙論 佐藤勝彦監修」。宇宙は約137億年前、ビックバン(大爆発)で始まった。誕生直後の宇宙は高密度かつ1兆度を超える超高温だった。こうした超高温では物質どころか原子核も存在できない。原子核を構成する陽子、中性子はバラバラでクオークと呼ばれるさらに小さな粒子に分かれていた。闇が宇宙を覆っていたのだ。宇宙誕生後3分頃、原子核ができたが電子はまだ勝手に運動していた。そして約38万年後、電子が原子核と結合したことでようやく光子が宇宙空間を自由に飛びまわれるようになり宇宙に光が満ち溢れた。世に光が誕生した瞬間である。これを神の意思と言い、はたまたヘーゲルにいう宇宙の根本意志というは自由である。私はただただ有り難いと思うのである。

2011年12月3日(土)
立川談志のこと

気分転換にテレビをつけたらBS3で「立川談志さん追悼番組100年インタビュー」をやっていた。すでに40分程過ぎていたようだったが、その後終了するまでの約1時間20分画面に見入ってしまった。天才と呼ばれた落語家。落語協会会長だった師匠小さんと対立し協会を脱退、立川流家元を創設。その後、国政へも参加したが記者会見で記者から公務と酒とどちらが大事かと質問され「酒のほうが大事。当たりまえだろ。」と嘯いた男。良くも悪くもとにかく破天荒な男だった。しかし、独特の談志的レトリック表現(自分はあういう論理的風で独創的飛躍的物言いは好きだったが)は健在ながら、インタビューでは「もう生きていても面白くなくなった。ある意味自分は談志(という天才)に帰属して生きてきたが今やその談志が逃げていってしまった。自分はどうしたらいいんだ。」と。今や体力、気力も失せ天才も去っていってしまったという思い。ここまで芸を極めた男の晩年の病いと老いに苦しむ悲痛な叫び。談志自ら自分ながら素晴らしい出来だったという2006年の「芝浜」(怠け者の魚勝が河岸の帰りに財布を拾う話)のラストも見たがその入魂の語りに我知らず涙がこぼれた。まさか落語で泣かされようとは。亡くなった後ということもあったかもしれないがそれだけではなく、声は少し衰えていたものの確かにここには談志の芸の真髄があったように思う。その後、死後の報道で本人は拒否していた喉頭がんの手術で声を失ってしまった時、医者に「どうしてこんなことに」と筆談で問うたという話も聞いたが言葉もない。談志家元、眉をひそめたこともあったが、それでも好きでしたよ。

それにしてもドラマ「南極大陸」の低空飛行に比べ、視聴率が30%の大台目前という松嶋奈々子の主演ドラマ「家政婦のミタ」。口コミで観始めた家人の話では無表情で言われたことはなんでもハイと従うらしい。「全部脱いで」「承知しました」「隣の家をメチャメチャにして」「承知しました」「私を殺して」「承知しました」。能面のような不気味な家政婦を松嶋が怪演で視聴率がうなぎ上りとのこと。家政婦のミタ的(刺激的)ドラマが勝ちとは。世の大勢は「かくの如しか」(孔子)。
2011年11月12日(土)
モーツアルト 奇跡の夏

今日は実に気持ちのいい秋の一日だった。晩秋にしては風もなく暖かい日差しが心まで明るくしてくれた。久しぶりに散歩に出たが郊外の晩秋の景色が心に沁みた。ギリシャ、イタリアの財政危機やタイの大洪水、オリンパスの粉飾決算など大震災後も暗い話ばかりが多い今年、これが自然の癒し効果なのだろうか。帰って久しぶりにモーツアルトを聴いた。生誕250周年記念の4枚組CDだ。KEFのiQ30もよく鳴ってくれ至福の時間だった。それにしても驚嘆するのは、急激に困窮していく生活の中でモーツアルトは珠玉のような晩年の傑作を生み出したことである。そのもっとも典型的な例が、1788年(223年前!)の一夏に一気に書かれた3曲の交響曲だ。6月26日に交響曲第39番を完成させ、7月25日にあの有名な「交響曲第40番ト短調」を、そのわずか半月後の8月10日に「交響曲第41番ジュピター」を書き上げた。まさに奇跡の夏、豊穣の夏である。

2011年10月22日(土)
南極大陸

録画していたTBS創立60周年記念ドラマ「南極大陸」初回を1週間遅れで観た。まあそれなりだろうと思っていた。前評判につられてがっかりしたことが何度もあるからだ。しかし、今回は見事に予想は外れた。第1次南極観測隊の実話を基にしたドラマで重厚かつ感動的で久しぶりに堪能した。主演の木村拓哉は以外にも風格さえ感じられて熱演。助演陣もそれぞれ好演。じんと胸に響き頬に涙がこぼれた。それにしても第1次南極観測隊の裏にこんな困難と熱いドラマがあったとは。日曜夜の楽しみが増えた。日頃、海外旅行の番組は好んでよく観ているが、今、楽しみにしているドラマは日曜夜のBS「塚原ト伝」と韓流ドラマ「トンイ」。「南極大陸」と「トンイ」は9時からなのでどちらを録画にするか迷うところだ。

2011年10月12日(水)
タイの大洪水

タイの大洪水のニュースに驚いている。過去最悪の大洪水で300人近くの死者も出ているようだ。ホンダなど日本の自動車メーカーの工場も水浸しで車がすべて水に浸かってしまい再稼動まで半年くらいはかかる見込とのこと。。今年8月にバンコク、アユタヤに旅行したばかりだから信じられない気持ちだ。実に楽しく思い出に残る旅だったのでまことに残念だ。アユタヤで乗った象はどうしているだろうか。バンコクのエメラルド寺院周辺も1mの高さまで洪水がきているらしい。被害が心配だ。日本も未曾有の大災害の復興再建で大変だが、タイの人々にも頑張ってほしい。

2011年10月11日(火)
ダイソンとケルヒャー

帰宅してパソコンに向かいテレビをつけたら偶然「ガイアの夜明け」をやっていた。しばらく見ていたら掃除機のダイソンと高圧洗浄機のケルヒャーを特集していた。2社とも最近テレビでよく見る製品だ。ダイソンは日本向けの丸型タイプの新製品「ダイソンボール」でダイソン自ら日本に乗り込んで製品発表する熱の入れ方だという。ダイソンといえば従来の掃除機とはまったく異なる原理で動く「サイクロン」や「羽のない扇風機」などで知られる今度の掃除機「ダイソンボール」も10万円近くするのだがその能力は非常に高くどこまで売れるか興味深いところ。一方のケルヒャーも前から気になっていた。実用性能はさすが世界トップクラスである。家の外壁、網戸、車の洗浄に役立ちそうだ。家庭用で2万円というから欲しい製品だ。福島などの放射能の除染にも活躍していて頼もしい。2.7マイクロシーベルトが0.44マイクロシーベルトまで除染効果があるとのことで感心した。この2社の話は実に興味深く感じるところがあった。

2011年10月9日(日)
久しぶりのHPリニューアル

長い間、猛烈な業務多忙のために気になりながらもなかなかできなかったホームページ活動を本当に久しぶりに再開。まずは約1ヶ月かけてリニューアルをようやく終了した。スタイルシートとHTMLタグの関係などかなり難しかったですね。

 
ページトップへ戻る

メインメニュー

Copyright  関根社会保険労務士(社労士)事務所 All Rights Reserved.